オススメ映画《DOWN BY LOW》
のんびりと過ごさせていただいた
お正月に
ひたすら見まくったオススメ映画のご紹介。
『DOWN BY LOW』86年 ジム・ジャームッシュ監督
ミュージシャンのトム・ウェイツとジョン・ルーリーそして
僕の好きなロベルト・ベニーニの共演。
舞台はニューオリンズ。
簡単に説明すると
まずハメられた3人のイタリア人旅行者が刑務所に入れられます。
そしてそこから脱獄する話。
ちなみに全てモノクロです。
(脱獄シーンは全てばっさりカットという内容)最高ですね(笑)
楽天的と言いますか余裕系というか
生きていればたまにある高揚も美しい、物事はなるようになるのだし、
どうせ自然と分かれ道のどちらかを選ぶことになるのだから、、
みたいな事をシニカルに表現しているような感じですかね。
(あくまで個人的見解ですが、、)
刑務所から脱獄し山道を歩き回りながら行われる3人のやりとりと
冷めたような友情のような感覚は見ていて
とても気持ち良く感じました。
今の時代のよくある人間関係なんかともリンクし、
いつの時代もあまり変わらいなと思うシーンが連続します。
(結局新しい物は古い物の中に入っているんでしょうね。)
後半のシーンで
山道から抜け出し1本道に出るときトム・ウェイツ演じるザックの
セリフ。。
『文明だな』
好きです、、これ。
そして見つけたカフェでロベルトのパーソナルな
こんな事ってある??っていう展開。
最後は
残された2人、握手は無しで別れるシーン。(最高!!)
2016年も刺激で埋もれたい!!と思った
映画でした。
よかったらご覧下さいね。
0コメント