色の効果を感じた映画

いつもとは少し違った観点から、、という事で

先日《モノクロ》映画を見てみました。

『デッドマン』

ジム・ジャームッシュ監督95年

ジョニー・デップ主演

他にもジョン・ハートやイギー・ポップ等

キャスティングも興味深く、しかも音楽は

ライ・クーダと全体的な美意識が高そうな予感。。

西部劇というものをジャームッシュ的の感覚で表現した内容で

クリエイティブな感じを受けました。

仕事を求めてやって来た街である事件をきっかけに濡れ衣をきせられた

ウィリアム・ブレイク(ジョニー・デップ)がインディアンに助けられ一緒に逃げる

という斬新な展開。。

この時点で世界観を感じます。

クールで独特な映像と

ぶつぎりみたいなライ・クーダのギター。

18世紀の詩人ウィリアム・ブレイク(この映画の主人公と同じ名前)

の詩の中から引用したようなセリフ、インディアンの意味深い言葉。。

そして

色は完全に引ききったモノクロ映像。

効果的!!

白黒が一番似合う物語なのでは?

冒頭に出てくる何かメッセージ的な言葉やセリフがラストにリンクしたり

観る人がいろんな解釈ができるところに話は落ちていくんですが

やっぱりジャームッシュの映画って面白い。

奥行きを感じる映画ってどこか温度が低めだったりして

ある意味わかりづらいものも多いなと感じた映画でした。

お時間のある方は是非!



0コメント

  • 1000 / 1000