《イージーライダー》１９６９年

時代をめぐる旅と風を感じる映画です。

デニス・ホッパー監督主演。

キャスティングもジャック・ニコルソン等豪華です。

言わずと知れたアメリカンニューシネマの名作ですね。

密輸で大金を手にした男二人がカリフォルニアから謝肉祭の行われるニューオーリンズを

目指して気ままに旅をしていくストーリー。

カトリック信者の農夫の家、ヒッピーのコミューンに立ち寄ったり

ちょっとしたきっかけで知り合った弁護士と意気投合し三人旅が始まったりと

旅路の流れは自由そのもの。

６０年代のアメリカの大地とカルチャーを切り抜いたような

世の中と人の風景を感じ取れる作品。

言ってしまうとバッドエンドですが『これしかないよな。。』みたいな

妙すっきりしてしまう自分がいたり。。

青春や自由が終わりに向かう時は切ない気持ちになります。

一瞬を生き抜いた世界観と風を感じながら展開していく

旅は美しい。

なんとも男くさーい感じでしたが

今にはない男の美学的な感じでオススメです。